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2011.3.11

『14時46分』地震発生時、
講師をしている専門学校の卒業式に出席し、
舞浜のホテルにて謝恩会の真っ最中でした。
「私は朝からなにも食べてないんだ〜。」
「お腹空いた〜。ご飯食べさせろ〜!」
なんて軽口を叩きながら生徒達と写真を撮ったりしていたら、
急に「貧血?」って思うくらい頭がぐらぐらし、
天井を見上げると、つり下げてある照明が大きく揺れていて、
すぐに『地震だ!』と理解しました。

会場には、晴れの日の為に目一杯着飾った女の子達、
スーツに身を固めた男の子達、
履きなれないヒールや草履、革靴そして袴など、
動きづらい服装に身を包んでいる生徒達でいっぱいです。
立っているのもやっとの状態でしたが、
先ずは落下物からの避難を優先しなければと思い、
しゃがみ込んでいる子や、
状況を吞み込めずに避難しない子に声を掛け、
一旦ロビーへ出て、その後、駐車場へ。

道を挟んだ向かいには、
傾いた街灯、隆起した街路樹、
亀裂の入った道々から吹き出す水、
液状化していくディズニーランド駐車場…。
映画?ドラマ?と思うような状況が目の前に広がって、
ただただ驚くばかり。

でもその中で、
薄着の女子の為にジャケットを差し出す男子がいて、
「やるな男の子」なんて嬉しい出来事もあり、
寒さの中にほっこりしたものを感じられました。

しばらくして、
ホテル内の安全が確認出来たとの事で、ロビーへ戻り、
その後、
照明の取り外された会場へ戻って待機となりました。
余震の続く中、不安がなかったいといえば嘘になりますが、
幸い実家とはすぐに連絡が取れましたし、
ホテルのご好意でお水やお茶などが配られたので、
一心地つける事が出来ました。

そして、本当に幸いだったのは、
「ホテルでの被災」だったという事。
水や食料、トイレ等、恵まれすぎる程の環境での避難。
でもそれは、
ホテルスタッフの皆さんのご尽力のお陰です。
夜を徹して行われた、飲料水の補充や食事の準備、
宿泊客と避難者の対応に追われて、
さぞ大変だった事と思います。

そんな恵まれた環境で、
生徒や保護者の方々と一夜を明かした後、
教員方からの説明を受け、
動いている地下鉄の駅まで約5km歩き、
混雑する電車を乗り継ぎ、無事帰宅する事が出来ました。

自宅はエレベーターが止まっているくらいで、
置いているものと揺れの方向が合致したのか、
室内は何事もなかったように静まり返っていました。

大地震から5日。
まだまだ余震や原発など安心は出来ません。
被災地域の皆さんにとっては、
我々の想像し得ない不安、
先の見えない不安が募っている事と思います。

でも、負けないで。

日本国内だけでなく、
海外からもたくさんの支援が来ています。
想いも届いています。

一日でも早く、
皆さんにたくさんの元気と笑顔が戻りますように。

心からそう願っています。

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